循環器内科
こころとハート(心臓)をつなぐ医療を目指す
平成27年4月1日より待望の循環器内科が新設されました。
担当するのは金谷法忍医師で、35年間勤務した石川県立中央病院(副院長、心血管センター長)を平成27年3月末に定年退職し、平成27年4月1日より常勤顧問・循環器内科専門医として着任しました。金谷医師によるとこれまでの豊富な経験を生かして、循環器内科としての専門医療は勿論でありますが、昨今求められている“こころ”と“ハート(心臓)”をつなぐ医療の実践を目指し、地域医療に貢献したいと考えています。
狭心症、心筋梗塞、不整脈、高血圧など循環器系の病気とストレス、こころの問題は深く関わっており、これらの循環器疾患の発病、症状の増悪、予後などに心の問題が大きく影響します。そうした観点で患者さんを幅広く、丁寧に診療していくことを抱負としています。
また、高齢化がさらに進み、認知症の増加が問題となってきていますが、こうした患者の多くは基礎に循環器疾患を含めた内科的病気を有しており、そうした意味においても精神疾患と循環器疾患を併せてみていける施設の存在が求められています。循環器内科新設を機に、スタッフ一丸となってこれからの精神科病院の新しい方向性、医療の在り方を先取りした施設を目指し、新しいかないわ病院に生まれ変わろうとしています。