精神疾患というと、治らないものとか、偏見の対象となるということで、今でも社会的認知度は地域によっては大きく差があるようです。現実的には五人に一人は、一生のうち何らかの精神疾患に罹患しているという報告があり、程度の差こそあれ精神科の必要性は確実に増していると言って良いでしょう。それにしても精神科の敷居は他の科と比べても高いと思われます。出来るだけ気軽に、安心して、よりよい生活への転換を目指して精神科を受診出来るように医療機関側の努力が求められています。

また、相談業務の充実も近年は社会的ニーズがあり、受診に至らない場合でも相談が出来る体制を構築しています。どこまでを精神科で扱っているのかという場合でも、遠慮なくお問い合わせくだされば、専任スタッフが丁寧にご説明いたします。